ネック調整(トラスロッド調整)のやり方 ジュン

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ネックが反ってしまって弾きづらくなったギターは、トラスロッドの調整で改善される場合があります。

今回は、リペアショップで頼まずに自分でネック調整をしてみたい方へ向けた内容になります。

ギターネックの反り方には順反りと逆反りがありますが、基本的には順反りのケースが多いです。

順反りしたギターは弦高が高くなる結果、弾き難くなってしまいます。

逆反りはその逆。というと、弾き易くなって良いんじゃないかと思うかもしれませんが、逆反りも行き過ぎると弦ビビりが発生したり、鳴りが悪くなったりと、様々問題が起きてきます。

↑順反りと逆反りの方向

↑順反りと逆反りの方向

では調整方法ですが、トラスロッド穴に六角棒レンチを差し込んで回すだけ。

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順反りなら時計回りに、逆反りなら半時計回りに回します。

一気に回したりするとギターに大きな負荷が

かかってしまうので、多く回すとしても1日45度程度までに留めましょう。

調整時は弦を緩めておいて下さい。

使用する六角棒レンチですが、ギターによって対応する大きさが違います。

楽器店にギターを持って行って、対応するサイズのレンチを確認してから購入しましょう。

(六角棒レンチ↑)

(六角棒レンチ↑)

(六角レンチ↑)※このタイプの六角は、ヘッド側にトラスロッド調整口が付いているものにしか対応しません、間違えないように!!

(六角レンチ↑)

※このタイプの六角は、ヘッド側にトラスロッド調整口が付いているものにしか対応しません、間違えないように!!